都市計画税を約3分で計算する方法
税理士さんに頼らずに都市計画税を計算する方法を紹介します。
納税通知書が来る前でも、ある方法を使えば都市計画税のおおよその額を知ることができます。
ネットが苦手なわたし(51歳・男性)でも簡単にできました!
都市計画税の計算式
土地や建物などの不動産の都市計画税の計算式自体はシンプルです。
下の式のように不動産の評価額(厳密には課税標準額、詳しくは後半にて解説)に0.3%の税率を掛けた値が都市計画税となります。
■ 都市計画税の計算式
不動産の評価額×0.3%=都市計画税
このように不動産の評価額が分かればすぐに都市計画税の額も出すことができます。
不動産の評価額を簡単に出す方法
しかし不動産の評価額を出すには、時間もお金もかかって結構面倒…。
そこでよく使われるのがネットを使った方法です。
不動産一括査定サイトである「リビンマッチ」を使えば、PCやスマホで査定したい土地や住宅の住所をチャットで入力していくだけで、実勢価格を出すための査定を依頼することができます。
↓質問にサクサク答えていくだけ!
実勢価格とは、不動産が実際に売買されるときの価格のことであり、評価額は実勢価格の70%ほどの価格になります。
つまり、リビンマッチで実勢価格を出してから、その価格に0.7をかければ、おおよその評価額を出すことができます。
■評価額を出す計算式
実勢価格 × 0.7 = 評価額
ただし、リビンマッチは都市計画税の計算のためのサイトではなく、不動産の実勢価格を出すためのサイトですので、そこから計算して出た評価額はおおよその数字となります。
実際の評価額と少し差が出る場合がありますので、ご理解ください。
リビンマッチは無料で使えるので、ぜひお気軽に試してみてください。
家の価値を調べたら売却も検討しよう
不動産の実勢価格を出す方法として紹介したこのリビンマッチですが、実はかなりすごいんです。
全国1400社以上の不動産会社と提携しており、一番高く査定してくれた不動産会社を教えてくれます。
都市計画税や固定資産税の負担が大きいと感じるなら、不動産を売却するのもひとつの方法です。
都市計画税を計算するだけでなく、家の価値を知っておくことで、どの選択が最適か検討することができます。
実はわたしは意外と高く売れることが分かり、不動産を売却することにしました。
何も知らずに税金を払い続けていたら、損していたかもしれません。
ちなみに、私もこのサイトを使って不動産を高値で売却できた1人です。
評価をもとに「課税標準額」を出す方法
建物の場合、「課税標準額」と「評価額」は通常一致します。
しかし土地の場合には、「課税標準額」と「評価額」は異なる額となります。
マンションや戸建てなどの住宅用地では都市計画税を安くする優遇措置が取られているからです。
■住宅用地に係る課税標準額の特例
小規模住宅用地(200㎡以下の部分)の場合:評価額×1/3=課税標準額
一般住宅用地(200㎡以上の部分)の場合:評価額×2/3=課税標準額
つまり一般的な家の大きさ(土地が200㎡以下)で評価額が3,000万円の場合はその1/3の1,000万円が課税標準額となります。
都市計画税は課税標準額に0.3%を掛けたものですから、この場合は3万円(1,000万円×0.3%)が都市計画税と計算されます。
無料で簡単にできるので、まずは査定から始めてみましょう!