媒介契約の落とし穴とは? 損のない不動産売却方法も解説

本記事では、いくつか種類のある媒介契約のメリット・デメリットをわかりやすく解説しています。
不動産売却は契約方法を間違えると数百万円損する可能性もありますので、ぜひ最後まで目を通してください。
【目次】※この記事は約1分で読めます
・媒介契約とは
・媒介契約の種類と選び方
・媒介契約それぞれのデメリット
・媒介契約を結ぶ前に絶対にやるべき事
不動産を売る場合、売主は不動産仲介会社に依頼し、買主を探してもらうのが一般的です。
その時、売主が不動産仲介会社と結ぶ契約のことを「媒介契約」と言います。
不動産仲介会社が提供するサービスの内容や、仲介手数料などが明記されており、万が一のトラブルを未然に防ぐ効果があります。この契約自体に手数料はかかりません。
媒介契約は「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類があります。
ここから、どんな人がどの契約に向いているか大まかにまとめるとこうなります。↓
どれを選んでも一長一短ではあるので、デメリットも見ていきましょう。
・「一般媒介契約」のデメリット
売主は複数社に依頼できる分、不動産会社は自社での成約が保証されていないため、精力的な営業活動がしづらいのが本音です。
とはいえ、売主に不動産知識があり、高値を狙って売却活動をしたい場合はよく選ばれる契約です。
・「専任媒介契約」のデメリット
依頼する会社を1社に絞る必要があるため、担当者の営業力や対応が売却に影響します。
しかし、専属専任媒介契約とは異なり、依頼主は買主との直接取引きが可能です。
・「専属専任媒介契約」のデメリット
依頼する会社を1社に絞る必要があり、かつ買主との直接取引ができないため最も自由度が低い形態です。
その分、不動産会社は売買活動に全力を出してくれるでしょう。
結論、良い不動産会社を見つけるために、複数社で見積をして相場を調べておくことです。
不動産売却は、質の悪い会社に買い叩かれ、査定額が低くなってしまうことがよくあります。
また、不動産会社によって物件の得意・不得意があることをご存知でしょうか?
例として、筆者の実家を査定した結果が以下の通りです。
大手の不動産会社から地元の不動産会社など複数社で査定をした結果、
・A社:3,800万円
・B社:4,300万円
・C社:4,000万円
と、一番高い社と低い社ではなんと500万円もの差があることがわかりました。
こうした理由から、不動産売却で損をしないためにはまず複数社での見積が必須と言われています。
失敗を防ぐためにも、事前に不動産の相場を知った上で媒介契約を結びましょう。
「そうはいっても、複数の不動産会社に査定依頼するのは面倒…」という気持ちもわかります。
しかし、最近はスマホからでも簡単に利用できる一括査定サービスが増えてきました。
なかでもおすすめなのは「リビンマッチ」というサイトです。
おすすめポイントは以下の3つです。
•無料・最短60秒でカンタンに依頼できる
•加盟会社は日本最大級の全国1,700社以上
•最大6社の不動産会社で一括比較できるから
とにかくラクに最高査定額を知れる
使い方はカンタンで、まずは家の種類を選択。
あとは査定に必要な情報を入れるだけ。
入力は大体1分ほどで完了します。
その後、不動産会社からは以下のような査定結果を受けとる事が出来ます。
査定に出したからといって、無理に売る必要はありません。
安心して試すことができるのでおすすめです。
媒介契約を一度結べば、「専属専任媒介契約」、「専任媒介契約」だと最大3か月契約を切ることはできません。
「一般媒介契約」は制限がないものの、質の悪い会社に時間を取られるのは避けるべきでしょう。
こうした失敗を防ぐためにも、事前に不動産の相場を知った上で媒介契約を結びましょう。
また、家は放置すると、維持費や固定資産税などの無駄な出費がかさみ、価値がどんどん下がってしまいます。
周辺地域への迷惑も考えなければいけません。
不動産売却を検討している場合は、早めの相場確認をしましょう。
繰り返しになりますが、不動産会社を1社に絞らず、複数の不動産に見てもらうことが最も損のない方法です。
まずは手軽で便利な一括見積サイトで調べてみることをオススメします。