リースバックの査定額を約3分で調べる方法
結婚・出産・住宅購入など人生には幸せなイベントが多い一方で、お金の悩みは尽きないものです。将来年金がいくら払われるか不安という老後の悩みもあるでしょう。
そんなお金の悩みを解決できるかもしれない住宅の活用方法として、「リースバック」という制度が近年話題になっています。
まだまだ普及率は少ない制度なので、「名前は聞いたことあるけど詳しくは分からない」という人も多いかもしれません。
リースバックとは
別名「セール&リースバック」とも呼ばれ、自宅など所有権のある不動産を第三者(主に不動産会社や投資家)に売却して、売却先と賃貸借契約(リース契約)を締結することで同じ物件(リース物件となります)に住み続けることができます。
リースバックのメリットとしては以下の2つが挙げられます。
・資金使途が自由
家賃を支払うことにはなりますが、そのまま同じ物件を利用することができるので
引っ越しをする必要もなく、親戚や近所の人に売却した事実が知られにくいです。
売却した分のお金を手に入れることができ、自分に合った使い道に充てることができます。
似た言葉に「リバースモーゲージ」がありますが、これは自宅を担保としてお金を借りる方法であり、資金の使い道は銀行が認めるものに限られます。(リバースモーゲージについてはこちら)
リースバックで受け取るのは売却代金なので、リバースモーゲージと違い、使い道は自由です。
・住宅ローンの支払いがしんどい
・老後の生活資金や子供たちのための教育費、自分や家族の医療費などのために資金調達が必要
・相続の準備として、早めに現金化しておくことで税金の支払いのための資金を用意したい、相続のときに分割しやすくしたい
などリースバックの理由は人によって様々あります。
リースバックの査定額の調べ方
気になるリースバックの査定額ですが、自宅の評価額の60%-80%が目安となります。
つまり、リースバックの査定額を算出するためには、まず自宅の評価額を調べる必要があるんです。
不動産は物件の場所や時期によって評価額が変動するため、通常は税理士や不動産鑑定士に評価を依頼します。
しかし依頼にはもちろんお金がかかりますし、実際に不動産の評価が完了するのは時間がかかってしまいます。
そこでよく使われるのがネット査定を使った方法で、おすすめは不動産一括査定サイトの「リビンマッチ」を使う方法です。
「リビンマッチ」を使えば、PCやスマホで自宅の住所などの質問へ答えていくだけで、実勢価格を約1分で出すことができます!
実勢価格とは、不動産が実際に売買されるときの値段のことで、評価額は実勢価格の70%ほどの値段になります。
■評価額を出す計算式
実勢価格 × 0.7 = 評価額
さらに、こちらで出た評価額に60%-80%をかければ、リースバックの査定額が算出されます!
■リースバックの査定額
自宅の評価額 × 60%〜80%=査定額
リビンマッチはチャット形式で質問に答えるので、専門知識も必要なく手軽ですし、
無料で使えるので、本当にオススメです。
ぜひ気軽に試してみてください。
※リビンマッチは不動産の実勢価格を出すためのサイトですので、そこから計算して出た評価額はおおよその数字となります。
実際の評価額と少し差が出る場合がありますので、ご理解ください。
リースバック以外の解決方法
リースバックを利用することで、すぐに資金を作ることができますが、デメリットも存在します。
ここまで読まれた方はお気づきかもしれませんが、リースバックでの売却価格は相場よりも安くなる傾向にあります。
また他にも契約期間は無期限ではないのと家賃も相場より高いことがあることがデメリットとして挙げられます。
■リースバックのデメリット
・売却価格は相場よりも安くなる傾向にある
・契約期間は無期限ではない
・家賃が相場より高いことがある
ですから、場合によってはリースバックを利用するよりも不動産を売却したほうが良い場合もあります。
持ち家にこだわらないのであれば、より安価な家や適正な家賃の賃貸に住むことで不動産を売却した利益をより多く自由に使えます。
査定をしてみて高い評価額だった場合は、家族と相談して売るという選択肢を取ることもアリかもしませんね。
こちらでは自宅の評価額を知ることもできますし、高く売却したい時の査定にも使えます。より良い老後の生活のためにも活用してみてください。