課税標準額を約3分で計算する方法

土地や家屋は、所有しているだけで税金がかかってしまいますし、土地の評価額が高いものであれば税金の負担はかなり大きくなります。

所有している不動産の税金について少しでも疑問に思ったら、ぜひご自身でも課税標準額の計算をしてみてください。

課税標準額を知って、税理士さんに頼らずに固定資産税を計算する方法をご紹介します。

課税標準額とは?

■課税標準額とは
固定資産税に限らず、税額計算の基礎となる金額のことです。

課税標準額に一定の税率をかけることで、固定資産税の税額が決定されます。

固定資産税は、不動産の評価額から算出します。農地や山林などの土地の場合、課税標準額と評価額は同じ金額となります。

しかし、住宅用地の場合は、課税標準額と評価額は一致しません。特例や負担調整率が設定されているからです。

評価額をもとに「課税標準額」「固定資産税」を出す方法

■住宅用地の「課税標準額」を出す方法
小規模住宅用地(200㎡以下の部分)の場合:評価額×1/6=課税標準額
一般住宅用地(200㎡以上の部分)の場合:評価額×1/3=課税標準額

 

■住宅用地の「固定資産税」の出し方

課税標準額×1.4%=固定資産税

つまり一般的な家の大きさ(土地が200㎡以下)で評価額が3,000万円の場合はその1/6の500万円が課税標準額となります。

固定資産税は課税標準額に1.4%を掛けたものですから、この場合は7万円(500万円×1.4%)が固定資産税と計算されます。

しかし、相続した実家などが空き家になっていて、倒壊の恐れがあるなどの理由で市町村から是正勧告を受けてしまうと、住宅用地の特例の対象からはずされてしまうこともあるようです。

空き家のまま放置している方などは、早めに対策することがおすすめです。

不動産の評価額を簡単に出す方法

固定資産税などの計算で、最も大変で面倒なのが、不動産の評価額を出すことです。

通常は不動産鑑定士や税理士の先生にお願いし、評価額を査定してもらうので、時間もお金もかかります。

そこでよく使われるのがネットを使った方法です。

やり方は簡単で「リビンマッチ」を使う方法です。

リビンマッチ」」では複数の不動産会社に一括で査定を依頼して、最も高い査定額を知ることができます。

不動産会社によって査定基準が異なるので、一つの不動産会社にお願いするのではなく、複数の不動産会社に査定してもらうほうが高い査定額になります。

所要時間は約1分。無料で使えるので、ぜひお気軽に試してみてください。

■評価額を出す計算式

実勢価格 × 0.7 = 評価額

ただし、リビンマッチは固定資産税の計算のためのサイトではなく、不動産の実勢価格を出すためのサイトですので、そこから計算して出た評価額はおおよその数字となります。

実勢価格とは、不動産が実際に売買されるときの価格のことであり、評価額は実勢価格の70%ほどの価格になります。

実際の評価額と少し差が出る場合がありますので、ご理解ください。

リビンマッチは無料で使えるので、ぜひお気軽に試してみてください。

ちなみに…

不動産の実勢価格を出す方法として紹介したこのリビンマッチですが、実はかなりすごいんです。

全国1400社以上の不動産会社と提携しており、一番高く査定してくれた不動産会社を教えてくれます。

もし、今空き家になっている不動産がある、固定資産税などの維持費用も高いと思っているのであれば、ぜひ売却も検討してみてください。

ちなみに、私もこのサイトを使って不動産を高値で売却できた1人です。

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